カジノベットで利用されている戦略のひとつであるマーチンゲール法をご存じですか?マーチンゲール法は、カジノゲームの勝率を上げると言われている最も古いとされる手法です。このブログではそんなマーチンゲール法に焦点を当てて解説します。
マーチンゲール法のシステムとは
目次
マーチンゲール法とは、勝率5割ほどのカジノゲームにおいて、勝った際は引き続き同じ倍率で賭けていき、負けた際は、次回に賭ける金額を2倍に増やすことで、前回までの負け分を取り返そうとする戦略のことです。あらゆるカジノの攻略法で最も有名なのが、このマーチンゲール法と言われており、インターネット上の様々なサイトで検証されています。
マーチンゲール法が人気の理由としては、「理論上は必ず勝つ」と言われている点にあります。そして連敗が続いたとしても、1回の勝利で負け分がチャラになり利益を出すことができる為です。
マーチンゲール法はどのように機能するのか
マーチンゲール法は2通りの賭け方を繰り返すいたってシンプルな戦略です。
例えば、カジノゲームで5ドルをベットし勝利した場合、次のゲームでも同じく5ドルを賭けます。そして、負けてしまった場合は、賭けていた額の2倍の金額、(この場合は10ドル)で次のベットをします。つまり、仮に5ドルのベットからスタートし、連敗した場合、1回目は5ドル⇒負けたら10ドルをベット⇒さらに負けたら20ドルをベット…というように繰り返すことで、次回勝った時にそれまでの負け分を取り返すことができる仕組みとなっています。
この2通りの賭け方を繰り返すことで、最終的には負けないという原理なのですが、本当のところはどうなのでしょうか?実はこのマーチンゲール法は、全てのカジノゲームに効果的というわけではなくいくつかの条件を満たしたゲームにのみ有効と言えます。そのため、活用するにはまず「どのゲームで使うと良いか」というポイントを抑えることが重要です。
では、どんなゲームがマーチンゲール法の実践に向いているのか2通りの特徴を紹介します。
- ポイントその① 勝率が50%前後で配当が2倍になるゲーム
マーチンゲール法には、勝率約50%、配当が2倍となるゲームが向いています。例えばプレイヤーとバンカーの勝率が半々であるバカラや、ルーレットのように「赤か黒」「奇数か偶数」のように選べるベットに使うと効果的です。
- ポイントその② 独立事象のゲーム
ゲームを選ぶときにもう一点確認しておきたいのが、そのゲームが「独立事象」であるかどうかです。独立事象のゲームというのは、前のゲームの結果が次のゲームの結果に影響を与えないタイプのゲームのことで、ルーレットやポーカーがその代表格です。ルーレットやポーカーの結果は前のゲーム結果には左右されませんよね?マーチンゲール法はこのようなゲームに効果を発揮します。
ブラックジャックの場合は、残りのカードの状況で次のゲームの勝率が変わります。この様な独立事象では無いゲームには、マーチンゲール法は利用できても向いていないと言えます。この様に、まずは実践するべきゲームの特徴を覚えておきましょう。
マーチンゲール法の長所と短所
マーチンゲール法は「理論上は必ず勝つ」と言われているだけあり、良いことずくめにも見えますが実は落とし穴も存在します。ここではマーチンゲール法の良い面と悪い面のそれぞれの特徴を挙げていきます。
マーチンゲール法の長所
マーチンゲール法の最大の長所は、シンプルな法則なので誰でも簡単に実践できるという点です。 複雑な計算や戦略は必要無いので、オンラインカジノだけではなくランドカジノでも使うことができます。 また、連敗が続いたとしても1回の勝利でこれまでの負け分が取り戻せるのも大きなメリットです。
マーチンゲール法の短所
一方、マーチンゲール法の短所は、プレイヤーは勝つまでベット額を倍にしていくため、充分な資金を用意しなければ実践は難しいという点です。1回勝つことさえできれば、負けてきた分の損失を取り戻すことができるものの、その1回の勝利がいつ起きるのかは完全な運勝負となる為、予測不可能であり、勝利前に資金が底をつく可能性もあります。
マーチンゲール法に関するよくある誤解
理論上は必ず勝つと言われるマーチンゲール方ですが、実際はバンクロールやカジノゲーム自体にベット額の上限がある以上長期的な実戦は難しいのが現状です。そして、ギャンブルに利用する以上は必ず勝てるという手段は無いということを念頭に利用しましょう。
マーチンゲール法は禁止されてるの?
一部のオンラインカジノではマーチンゲール法が禁止されているという噂があります。しかし、実際は単に禁止という事ではなく、思い通りにマーチンゲール法が実践できないような制限が加えられている為に、実質的に使えない場合があります。それは、カジノゲームでは賭け金の上限が決められている為、万が一ゲームに負け続けても、ベット額の上限を超えない範囲でしか負けを取り戻すことができないという点にあります。マーチンゲール法が勝てないと囁かれている原因も、このベット上限額の壁があるからだと言われています。
マーチンゲール法を効果的に使用するには?
この章では、効果的かつ安全に、マーチンゲール法を実践する為のポイントをまとめました。
現実的な止め時を設定する
マーチンゲール法を使って勝ちが続いても冷静に止め時を見極めたり、負けが続いてもムキにならず損切りを判断することも、稼いだ勝利金やバンクロールを守る為には重要です。実際に「ここまで勝てたらプレイを止める」、「ここまで負けたら損切りする」という具体的な数値を決めてからプレイしましょう。
少額のバンクロールから始めてみよう
マーチンゲール法は負けが続くとかなりの賭け金を損失する危険性があります。まずはリスクの小さい少額のバンクロールから始めてみましょう。
マーチンゲール法を他の戦略と組み合わせる
攻略法として有名なマーチンゲール法は、パーレー法(逆マーチンゲール法)と組み合わせることで新しい攻略法になります。パーレー法とは、逆マーチンゲール法とも呼ばれ、勝ったら負けるまでどんどん賭け額を増やしていき、負けた場合には同じ金額だけを賭け続ける方法です。資金を±0に戻しつつ、成功すればパーレー法で同じだけの利益を得ることができます。多少時間はかかってもそれぞれを単体で使うよりも利益が出しやすいのが特徴で、お互いの利点を活かし、弱点を補える戦略になります。ゲームに勝った場合には、連勝を活かせるパーレー法を使用していき、ゲームに負けた場合にはマーチンゲール法で損失を取り戻すということを優先します。
常にリスクと限界を認識しておこう
いかなる状況においても、無理なベットは禁物です。ギャンブルのリスクを念頭に置いて、しっかりしたバンクロール管理のもと、冷静にプレイしましょう。
結局どれが有効?マーチンゲール法VSその他の賭け方
ギャンブルは運要素が強いため、一概に特定の戦略が最も効果的と言い切ることはできませんが、プレイするカジノゲームに合った特徴を持つ戦略の利用を推奨します。この章ではマーチンゲール法以外の定番戦略をいくつか紹介します。
- パーレー法(逆マーチンゲール法)
勝ったら負けるまで賭け額を増やしていく手法から、逆マーチンゲール法とも呼ばれている。バカラやルーレット、ブラックジャックなどの2倍配当のゲームに効果的。
- グランマーチンゲール法
直近の賭け金に2倍の賭け金を上乗せする攻撃的な攻略法。勝つと損益分の回収だけではなく利益も得る事ができるがその分リスクも高い手法。
- 3倍マーチンゲール法
賭け金を3倍に引き上げて勝つまで賭け続けるかなり強気の攻略法。テーブルリミットがある場合はすぐに引っ掛かってしまう上、プレッシャーの大きい攻略法のため推奨はされていない。
- ココモ法
マーチンゲール法の改良版と言われている、一回の勝利で利益が獲得できる攻略法。3倍配当のゲーム、ルーレットでは特に効果的。
- ダランベール法(ピラミッド法)
マーチンゲール法の一種で、プログレッシブ型の攻略法。大きな特徴は、ブラックジャックやバカラに加えて配当率が2倍以上のゲームでも応用できる
- モンテカルロ法
数列を利用して賭け額を決める、数学のモンテカルロ法を利用した賭け方。ルーレットなど3倍配当のゲームに効果的。
結論: マーチンゲール法は勝利戦略か?
いかがでしたか?マーチンゲール法は、簡単に実践できて、必ず勝てる攻略法と言われていますが、大きく稼ぐというよりは損失を取り戻しつつコツコツ稼ぎたいプレイヤーにおすすめの攻略法です。
また、特定の勝率のゲームにのみ有効で、負けが続いた時の大きな賭け金の損失や、ベット上限オーバーで負けを取り戻せなくなるといったリスクもあります。マーチンゲール法の特徴や長所と短所をしっかり理解して有効に活用できるようにしましょう。
FAQ
マーチンゲール法の原理はどのように機能しますか?
マーチンゲール法は、ゲームに勝った際は引き続き同じ倍率で賭けていき、負けた際は、次に賭ける金額を2倍に増やすことで、1回の勝利でこれまでの負け分を取り戻せるという数学に基づいた原理を利用しています。
マーチンゲール法の使用に関連するリスクや制限はありますか?
負けた時の賭け金の増加が大きいのでバンクロール管理が難しい
負けた時に賭け金を倍にしていくことでベットの上限額に達してしまうと、実質的な制限が発生する
マーチンゲール法はカジノで禁止または制限されていますか?
禁止はされていませんが、多くのカジノゲームには最大賭け金額が設定されています。負けた際にベットを倍にしていくことで賭け金額が上限に達してしまうと、実質的な制限が発生します。
マーチンゲール法は、ルーレットだけではなく他のゲームにも有効に利用できますか?
マーチンゲール法は、ルーレットだけではなくバカラやブラックジャック、ポーカーにも利用できます。
ルーレットでマーチンゲール法を使用することの長所と短所は何ですか?
長所は、シンプルさゆえに実践が簡単で、1回勝利できれば強い効果を発揮する点です。短所は、連敗すると資金が大きく減少し、高額になった賭け金によりテーブルリミットオーバーで戦略そのものが破綻してしまうリスクがあります。
マーチンゲール法よりも効果的な賭け戦略はありますか?
マーチンゲール法は、パーレー法(逆マーチンゲール法)と組み合わせることでより効果的な攻略法になります。この手法は、それぞれの長所を活かし、短所を補えるため、マーチンゲール法を単独で利用するよりも効果的と言われています。